熊対策

いのドン・くまドンは、低周波を利用しイノシシや熊に対する忌避効果を発揮します。

いのドン・くまドンの特徴
☆80Hzから120Hzの低周波音4パターンの切り替え可能
☆パターン化した断続音を出力
☆正弦波に他の周波数や、三角波、矩形波を合成し音のうねり効果を加え音慣れ防止と撃退効果を高める
☆1m時音圧:90dB
☆赤外線センサーによる動態検知


日本全国で野生動物の増加により鳥獣害発生件数が増えています!!

●鹿ソニック鳥害獣対策製品は、T.M.WORKS独自の音慣れ防止策を講じた高周波音を利用して農業用の害獣駆除を目的とし、動物を傷つけることなく山へ帰すねらいから2018年に山梨、静岡、伊豆地方実証実験を行い一定の評価が得られました。
これを受け、2019年は北海道でも実証実験を行い本州同様の評価を得られた事からお客様の ニーズに合わせた製品開発を進めてきました。
●鹿ソニック猪・熊対策専用製品『いのドン・くまドン』のご使用で、路地栽培の作物への食害を大幅に抑制する効果が期待されます。
また、農家様の残渣置き場やキャンプ場、ゴルフ場の施設ではゴミ等荒らされたくない箇所に設置することで、被害の抑制が期待できます。
●鹿ソニック・いのドン・くまドンについては岡山理科大学 辻教授と共に各地で実証実験を行っており、2021年2月・2022年2月・2023年3月とそれぞれ論文を発表いたしました。
●2022年・2023年 北海道剣淵町・岡山理科大学・弊社の3者にて産官学連携による実証実験を行っています。
●2021年・2022年・2023年 北海道中札内村・岡山理科大学・弊社の3者にて産官学連携による実証実験を行っています。
●2023年より電気柵メーカーファームエイジ社の販売施工もお受けしております。鹿ソニック・いのドン・くまドンとの併用でさらに対策強化が可能となりますのでご相談ください。


設置例はこちら

鹿ソニック イノシシ・クマ獣害対策用 『いのドン・くまドン』
ソーラーパネル仕様 本体1台 スピーカー1台 品番 JK011 価格 ¥253,000(税込)
1.制御BOX(いのドン・くまドン本体・ソーラー制御器・タイマー機器・バッテリーチェッカー・SDカード) 1台
2.特注パナソニック製スピーカー 1台
3.赤外線センサー 1台(オプションで合計3台まで増設可)
4.スピーカーブラケットセット 1台
5.M8X16・M8フランジナット 各2個
6.30Wソーラーパネル固定ブラケット 1台
7.30W ソーラーパネルハーネスコネクター付き 1台
8.12V バッテリー 1台
9.M6X12・M6フランジナット 各4個 10.取り扱い説明書 11.200㎜タイラップ 8本

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赤外線センサーは、3方向迄追加設置可能です。
日当たりの悪い場所では、自動車用バッテリーの使用も可能です。
ソーラーパネル・制御BOX・スピーカーの固定は基本足場用単管を使用します。
足場用単管48.6mm・ステンレスバンド・立バンドを別途ご用意ください。単管の長さ2m程度を50cmほど地中に打ち込み取り付けします。
本体及びスピーカーに重量がありますので、必ず振れ止め用に自在クランプ・単管もしくはくい丸などで固定してください。


オプション

赤外線センサーキット(Panasonic製ベース) 品番RR001 価格¥16,500(税込)

 

 

 

 

パナソニック製改100Wスピーカー仕様 品番SP003 価格¥27,500(税込)

 

 

 

 

大型バッテリー使用時専用バッテリーBOX (55D23Lサイズまで可) 品番BB001 価格¥6,600(税込)

 

 

 

 

追加用 30Wソーラ―パネルセットスピーカーブラケット 品番JK013 価格¥24,200(税込)

 

 

 

 

Ai動態センサー  品番—- 価格¥——(税込)

 

 

 

 


『いのドン・くまドン』ご使用上のご注意
赤外線1台のセンサー距離は約5m~7mとなります。設置前に必ず熊の通り道をトレイルカメラで確認し、確実な獣道を確定してから設置を行ってください。

赤外線センサーは最大3個まで増設可能です。(弊社までお問い合わせください)
複数方向からの出没がある場合、赤外線センサーの増設及び『いのドン・くまドン』本体を2台から3台の設置が非常に有効です。
本製品は、100Hz付近の低音で大きな音を出しますので、住宅街の使用には不向きです。
本製品は、電牧柵だけでは防御出来ない圃場や電牧柵を設置できない場所などでの補助的なアイテムとして効果を発揮します。
同一場所において複数台の使用は可能です。



2009年から2015年にかけての北海道でのヒグマの出没件数は年間 800~1,200件であった。
2009年から2020年にかけてのツキノワグマの出没件数は東北地方及び東北地方以外ともに増加の傾向であった。
月別の出没件数では、北海道のヒグマ、東北地方のツキノワグマとも6月から8月ごろが最も多かった。
一方、東北地方以外のツキノワグマは、2009年から2016年にかけては10月が最も多い傾向で有ったが、2016年から2020年にかけては10月に加え6月の出没件数も同程度に多かった。

以上、環境省2022年3月公表の資料より抜粋



北海道大樹町のキャンプ場に設置した『くまドン』に反応して逃げる体長3m近いヒグマ
2023年7月10日

北海道富良野に設置した『くまドン』に反応して逃げる体長3m近いヒグマ
2021年9月28日(上)と2022年8月30日(下)

2021年北海道中札内村の一般の方のご協力を経て、ヒグマがくまドンに反応し逃げて行く映像が撮影された事から、中札内村様より『くまドン』の設置と実証のご依頼を頂きました。

北海道中札内村役場からの要請で村内の桜六花公園に『くまドン』設置

 

 

 

 

北海道中札内村 一本山展望台に出没するヒグマ 成獣3頭+母熊+小熊3頭

上記、ヒグマの出没を確認し中札内村 一本山生態調査後に『くまドン』設置

2021年北海道剣淵町様からの依頼で、町内2カ所に『くまドン』を設置する事になりました。

2022年剣淵町での熊対策実験の様子

2021年には、北海道知床財団様のご協力を経て、ヒグマ対策機の設置調査を行いました。大雨で川が増水し『くまドン』は流されてしまい調査を終了しました。


知床では下記の様に人里に近い場所でもヒグマが普通に暮らしています。

画像はいずれもプロトタイプのため、製品版とはスピーカー形状が異なります。


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